3月30日、ななふく苑で、理事長、理事・監事、管理職などの方々と組合で第1回団体交渉が行われました。
双方、真摯に話し合うことができました。
理事長からは福祉会を支える他の団体と同様の責任をもつ団体として考える旨の発言をいただき、良好な労使関係を築く第一歩としてスタートできました。
それに伴いトップページに掲載していた注意喚起文もその必要はないものと判断し削除しました。
執行委員長の挨拶を掲載します。
本日は、皆様公私ともにご多用のところ、お時間をさいていただき誠にありがとうございます。
本日は、理事長はじめ、施設長及び管理職の皆様のみならず、理事・監事の皆様にも、ご臨席いただいておりますので、簡単に当会の設立経緯につきまして、説明させていただきます。
当会は、埼玉聴覚障害者福祉会ではたらく職員の労働環境や労働条件等改善を図るとともに、良好な労使関係を作りのために結成したものです。
労働環境や条件とは申しましても、単に賃金の値上げを訴えていくものではありません。当法人自体が、仲間のご家族や、聴覚障害者関連の団体の皆様の運動の積み重ねで、設立から運営までが保たれてきたことは十分に承知しているところです。
だからこそ法人で働く職員は、常に生き生きと仕事ができる状況で、日々業務をおこなうことこそが仲間や家族、支えて下さった皆様、そして法人のためにも重要であると考えております。
当初は、気軽に互いの事業所内の状況を情報交換する場として集まったのが始まりでした。その中で、夜勤・宿直等の職員体制や勤務状況の課題や、当法人事業所内においてのパワハラの問題などを初めて耳にしました。それらに対してどう改善していけるかを皆様とともに考えていくために結成したものです。私たちの働く職場のことを、私たちの声なくして決められることのないよう、良好な関係の中で共に考えていきたいそれが私たちの願いです。